高齢者で事故のリスクを下げるために運転免許の自主返納は選択肢の1つ

75歳以上の人は特に注意が必要

身体の機能は衰えやすい

年齢を重ねて身体の衰えが出ることに伴い、車の運転をする際に事故のリスクが増す原因となりかねません。

例えば、運転免許取得の条件に両眼の視力0.7以上があり、免許の種類によっては深視力という遠近感や立体感の測定を行います。年齢を重ねると眼球筋力の衰えや動体視力の低下などが出やすくなります。それに伴い、免許更新時に条件をクリアしても運転に支障が出やすい状態になりがちです。

その他、視野角は一般成人で200度のようですが、高齢者は狭まる傾向にあります。視野角が狭まれば飛び出しなどへの対応が遅れやすくなり、重篤な事故を起こる可能性が高まります。また、老人性縮瞳になれば、暗い所や薄暗い場所でもものが見えにくくなります。

身体の衰えは防ぎきれないかもしれませんが、運転を続けることでのリスク回避はできます。少しでも該当するなら、運転免許の自主返納を検討しましょう。

高齢者講習はあるけど

70歳以上の人が運転免許の更新をする際、高齢者講習を受けます。DVDなどで交通に関する知識の再確認や視力測定以外に、運転状況を確認したうえで指導員から助言を受ける必要があります。また、75歳以上になれば、認知機能検査という記憶力や判断力を測定する検査があり、検査で基準値をクリアできてなければ医師の診断を勧められます。症状次第では、免許取り消しの対象です。

とはいえ、無事に免許更新ができた場合でも、運転を続けると様々なリスクは出ます。加齢に伴い認知機能の低下が起こりやすく、ぼんやりとした時間も増える傾向にあります。そのため、逆走や蛇行運転以外にアクセルとブレーキの踏み間違いのようなトラブルが起こる可能性が高まります。

気になる症状があるなら、運転免許の自主返納を考えるようにしましょう。


この記事をシェアする